ビルの谷間に鎮座まします 福徳神社 芽吹神社

江戸の昔、富くじを扱っていたという福徳神社は室町コレドの裏にある。

この写真で見る限り、神主さんもいらっしゃらないちょっと変わった神社?のように見えてしまうが、2014年秋ごろに真向いに新しい神社が建てられるのだという。

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写真左側に見えるビルの1Fにお守りを飾ってある場所がある。引き戸を開けて中に入ると、神主さんが出てきて神社のお話をしてくださった。
昔々、武蔵野の村落である福徳村に祀られていた稲荷神社を、その地名を取って社号とされた神社だそうである。
その後、2代将軍秀忠が参詣した時に、クヌギの皮付き鳥居に春の若芽の萌え出でたのをご覧になり、神社のまたの名を「芽吹神社」とつけられたという。

現在の神社からは富くじをついていたというイメージはないが、ビルの中の社務所には「福徳神社」と書かれた浮世絵が飾ってあった。

 

fukutoku mebuki
芽吹いたクヌギの芽をデザインしたお守り