首尾の松
故 金原亭馬生氏の「お初徳兵衛」というお噺の中に隅田川沿いの首尾の松が出てきます。 江戸の昔、水路の発達により、お金さえだせば、船での移動が多かったようですね。 このお噺でも、吉原に遊びに行くのに船を借り切 […]
故 金原亭馬生氏の「お初徳兵衛」というお噺の中に隅田川沿いの首尾の松が出てきます。 江戸の昔、水路の発達により、お金さえだせば、船での移動が多かったようですね。 このお噺でも、吉原に遊びに行くのに船を借り切 […]
北区の王子駅近くに、王子稲荷があります。 その王子稲荷からJRの線路をはさんで反対側、装束稲荷があります。 今から約千年の昔、この付近一帯は野原や田畑ばかりでその中に榎の大木がありました。 毎年大晦日の夜、関東八ヶ国の稲 […]
2015年春に渋谷にあった「たばこと塩の博物館」が墨田区横川にリニューアルオープンするそうです。 落語でも、浮世絵でも、江戸時代といえばたばこが切っても切れないもののようですよね。 朝起きてたばこを一服・・ […]
「初物を食べると、七十五日長生きする」というんだそうです。 江戸の時代、初鰹(はつがつお)が特に有名で「かかあを質に入れても食べなきゃ」というくらいだったそうですよ。 志の輔さんの落語の中では「もちろん隣のかかあですけど […]
亀戸天満宮の鷽替神事(うそかえしんじ)のあと、近くにあったという梅屋敷跡によってみたくてぶらぶらと歩いてみました。 落語の中でも梅見の噺のところで「臥龍梅(がりゅうばい:圓生さんの落語では「がりょうばい」と聞こえますが) […]
11代徳川家斉の世の文化2年(1805年)の江戸日本橋を描いた絵巻が、日本橋保存会などによって1.4倍に拡大複製されて、地下鉄三越駅前のコンコースに展示されている。 今日はそれを見に行ってきた。 ドイツの収集家がコレクシ […]
正月2日。「お宝、おたから~♪宝船、たからぶね~♪」と宝船売りが家々をまわって宝船の絵を売って歩いたと言います。 その絵を枕の下に入れて今年を占ういい夢を見ようとした江戸時代の人々。 そしてたとえその夢が悪い夢であっても […]
酉の市と言えば、熊手。たくさんの金銀財宝、おめでたいものがたくさんついている熊手が目を引きますね。 酉の市は江戸時代から続いていて、当時は、現在の足立区花畑の大鷲神社を「上酉」、千住にある勝専寺を「中酉」、浅草の鷲神社を […]
江戸東京博物館で来年行われる大浮世絵展のパンフレットの右下にち~いさく、前売券を購入すると「立版古」がもらえる、と書いてある。めちゃくちゃ小さく・・・。 立版古(たてばんこ)とは、江戸時代後期から流行ったお […]
浮世絵は江戸時代に確立された絵画のジャンルだということで、美人画やお芝居の絵、風景画などいろいろなものがあるが、その当時の生活がうかがえる絵を見ると、タイムスリップできるようなわくわく感がある。 今日は、王子にある紙の博 […]