神田明神で明神塾というものを開催しています。
今年で17回目だそうです。
歴史家(日本近世政治、経済史専攻) 文学博士(早稲田大学)である安藤優一郎先生を塾長に迎え、多彩なゲストを交えて江戸時代の話を、
昨日(4/16)から11/19までの6回、伺うことができます。
今回のテーマは「江戸食文化と江戸文芸」。昨日のテーマは「江戸の食生活~多彩な調味料」で、ゲストはかつお節で有名なにんべんの高津克幸社長でした。
今回とても面白かったのは、調味料やにんべんさんのお話もさることながら、その前に日本の神道史のお話を伺うことができ、その後、ご神殿内で正式参拝をさせていただけたことです。
とても神聖な気持ちになって、少し具合が悪くて、今日行くのをどうしようか考えていた私でしたが、すっかり元気になって帰ってまいりました。
以前「新道としきたり事典」という本を読んでとても興味深かった話を、もっと枝葉を付けてわかりやすく教えていただけたことに感動しました。
今の私達の食生活に溶け込んでいる、醤油、味噌、押す、塩、砂糖などなど、すべてが江戸時代の頃に形作られ、今に至っているのです。ほとんどが最初は水路を上方から
内容もとてもおもしろく、
- 醤油
- 酢
- 塩
- 砂糖
- 味噌
- 鰹節と昆布
の歴史を興味深く教えていただけました。
詳しいことは、その後興味をもったのでもうちょっといろいろ調べて見たので、別の記事(江戸時代の調味料)に書こうと思います。
にんべんさんのお話もとても楽しく、興味深いことがたくさんありすぎるので、別の記事(鰹節(かつおぶし)の歴史 にんべんの歴史)にします。
そうそう、にんべんの社長さんが、日本で初めての商品券(実際には銀貨のようなもの)を持ってきて見せてくれました。もっと大きなものを想像していたので、長さ6~7センチに見えた楕円形の商品券は「ちっちゃい!」というのが私の印象です。ただ、これが落語で「にんべんのきって」といわれているものかなぁ、とちょっとおもしろかったです。
左の写真の赤丸の中がにんべんの商品券。この画像は「日本橋ニホンバシーモ vol.01」です。