神楽坂の毘沙門様  の 鬼瓦

神楽坂の毘沙門様(善國寺:ぜんこくじ)の鬼瓦にお会いしたくて(?)、善國寺に行ってきました。(ちょっと不順な動機ですが・・・)
善國寺は「神楽坂の毘沙門さま」として、江戸時代より信仰をあつめた毘沙門天立像が安置されているお寺です。
毘沙門天様は木造で像高30センチ、右手に鉾、左手に宝塔(ほうとう)を持ち、磐座(いわざ)に起立した姿勢をとられています。
善國寺は、文禄4年(1595)徳川家康の意を受けて日惺上人により創建されたお寺だそうです。

日曜日で神楽坂下から神楽坂上までは歩行者天国になっていて
両脇のお店は、お参りの行き帰りの参道のおみやげ屋さんのようで、とても賑わっていました。
初めて行ったのですが、え、都内にこんなところがあるの?という感じで、ちょっと旅行に来た気分でした。

 
さて、お目当ての鬼瓦。本堂の鬼瓦だと思いきや、お寺に入るところの門の鬼瓦でした。
どうだ!!! ね、会いに行きたくなる鬼瓦でしょ
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そして毘沙門天様にお参りした後に、触りたくなるのが狛犬、ならぬ狛トラ。
撮影が上手じゃなくて申し訳ないですが、とても凛々しい虎。

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↓ 狛虎さんの台座の浮彫 ↓
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本堂の前の説明書きには
「善國寺の石虎」
『安山岩製の虎の石像で、像高は阿形(右)が82センチ、吽形(左)は85センチで、台石・基壇部も含めた総高は、両像ともに2mをこえる台石正面には浮像ふぁあり、虎の姿を動的に表現している。
嘉永元年(1848)に奉納されたもので、阿行の台石正面には浮彫があり、虎の姿を動的に表現している。・・・』
『善國寺は毘沙門天進行から「虎」を重視し、石虎の造立も寄進者らの毘沙門天進行によると考えられる・・・』
と書かれています。

ちょっと、狛犬(狛虎)にも興味を持った一日でした。