江戸時代の頃にも「蚊」が夏のいやぁなものの一つだったんですね。
深川江戸資料館にも、小皿の上に穴の開いた湯呑を逆さにしておいたような蚊遣りが展示されていました。
江戸時代、夏には戸を開け放ち風を入れ、風とともに部屋に入る蚊を「蚊遣り(かやり)」で追い払っていたのだそうです。
今の蚊取り線香のようなものは明治からのもののようで、蚊を殺すのではなく、煙を嫌う蚊が部屋からいぶりだされる感じのようです。
蚊遣りには杉の葉などに火をつけて煙をたくさん出したんですね。
江戸時代もブタの蚊遣りがあったことが、以下のサイトに紹介されていました。
http://www.regasu-shinjuku.or.jp/?p=235
現代の蚊遣りって、おしゃれなものが多いんですよね。
こんなかわいい蚊遣りを見つけました。