横浜の高島屋 7Fの美術画廊で11月20日(水)から26日(火)まで現代根付展を行っていた。
タイトルのように手のひらに収まる大きさで、昔、印籠や煙草入れ、紙入れなどにつなげ帯から落ちないようにした、ちょっと粋な彫刻である。
今の携帯ストラップと思えばいい。
が、1つの値段が40万、50万円。
とても携帯につけて歩こうというものではなくなっている。
それがわかるのか、根付に飾るための台まで用意されいるものもあった。
ストラップに50万?というとすごい値段に思うが、約2センチ程度の彫刻が、どの角度から見ても細かく、感動する。
上から見て、横から見て、下に鏡を置いてくれているものもあって下から見て。
あまりのきめの細かさに震えが起きそうなほど感動する作品ばかりであった。
この細かさは、昔からの日本人のきめ細かさ、究極を求める根性が伝わってくるような気がする。
ただし、日本に来て根付に感動し、根付を仕事にした外国の人もいらっしゃるとか。
とにかく、きれいで、細かくて、お茶目で、見て、触って(画廊の作品は触れないけど触りたくなる)癒される作品ばかりだった。
始めてみる根付に感動した1日だった。