お江戸日本橋・・・♪

現在の日本橋あたりは、ビルの建築ラッシュである。いたるところできれいなビルが出来上がっている。
ビルの合間に小さなお店があったり、ビルの中に古くからの老舗が店舗を構えていたりする。

日本橋界隈にはさすがに古くからの老舗が多い。
室町時代、江戸時代、明治時代に創業したお店が多く、「今」に合わせた商売を確立している。

大好きな江戸時代創業のすべての店に行ってみたいと思っていたら、「日本橋紋巡(あやめぐり)」というイベントをしていた。
それぞれの店先に店の紋のスタンプが用意されている。
各店の創業年と営業内容が書かれた紙にスタンプを押せるようになっているのだが、それぞれの紋が興味深い。
もうちょっとたくさんめぐりたかったが、そうもいかずに帰ってきた。

ちなみに、お江戸日本橋の歌は、
上方に本店を置く、日本橋の店では、従業員は上方から連れてきたらしい。
11歳くらいで江戸での店で奉公することになり、8～10年くらいたつと、それまで辛抱できた者たちは、手代に出世して初めて帰郷できたという。これが「初登り」。
故郷までの旅費を出してもらい、親への土産を持たせてもらい、故郷に錦を飾る、という話を歌った歌らしい。
七つ、つまり日本橋をまだ暗い早朝の4時ごろ出発して、高輪に着くころには白々と夜も明けてくる、という。