正月2日。「お宝、おたから~♪宝船、たからぶね~♪」と宝船売りが家々をまわって宝船の絵を売って歩いたと言います。
その絵を枕の下に入れて今年を占ういい夢を見ようとした江戸時代の人々。
そしてたとえその夢が悪い夢であっても、絵とともに悪い夢を川に流してしまえばOKだとか。
そういえば、私が生まれるとき逆子で四苦八苦していた母をおもって、祖母が神棚のお札をさかさまにしちゃったとか。
江戸時代ではないけれど、昔の人は強かったんですよね~。
今年は、北斎の宝船の絵が新聞に載り、切り取って枕の下に入れられました。
北斎の宝船で縁起のよい初夢を!
いい夢は、
一富士
二鷹
三茄子(なすび)
四扇(しせん)
五煙草(ごたばこ)
六座頭(ろくざとう)
絵に添えられている和歌は回文で上から読んでも下から読んでも同じ言葉。(どうやって考えるんだろう・・・)
「なかきよの とをのねふりの ミなめさめ なミのりふねの をとのよきかな」
(長き夜の 遠の眠りの 皆目覚め 波乗り船の 音の良きかな)
電車の動きも眠りを誘うけど、波に乗っている船も心地よい眠りに誘ういい感じなんだろうなぁ。。。