地球が太陽の周りを一周する期間を一年としているのが今の暦。
だから一年で春夏秋冬の季節がめぐる。
江戸時代は、月が地球の周りを回るのが一月(ひとつき)。新月が1日(ついたち)で、月が満ちて欠けていって一月が終わる。これが約29.5日。旧暦の一月は29日と30日を交互に繰り返すものだったそうだ。
なので一年は354日。太陽の周期(季節)とずれてしまう。そこで一年で11日のズレを閏月として約3年に一度、同じ月が2回ある13ヶ月の年でズレを解消する。
おもしろいよね。
昨年のお正月は秋だったよねぇ、なんてね。(うそです)
この暦では農作業などの季節の行事がうまくいかなくなってしまうので、使われていたのが1太陽年を24等分した二十四節気と、それをさらに3等分して約5日毎にしたのが七十ニ候。
二十四節気で、春分を2月、夏至を5月、秋分を8月、当時を11月にした時に一月の中に2つの節気(節気と中気)が入らなくなっちゃった月が出てきた時が閏月になるそうですよ。
ところで、明治6年新暦に変わるとき、1872年11月9日に公布、1872年12月3日が新暦の1873年になったんだそうですよ。TVや電話のなかった頃のこの期間、切り替わる前に知ったのは何人だったんだろう、ねぇ。
すっごい!(◎_◎;)