先勝(せんかち)、友引(ともびき)、先負(せんまけ)、仏滅(ぶつめつ)、大安(たいあん)、赤口(しゃっく)
カレンダーに七十二候はないけれど、和名月名(1月は睦月、2月は如月・・・)も書かれていないことが多いけれど、大吉や仏滅はよく見かけますよね。
ビジネス用のスケジュール帳にも書かれてることが多い・・・。
結婚式などの祝い事には仏滅は避けたい、お葬式は友引はだめですよ、ぐらいしか知らなかったりしませんか。
あ、大安だと宝くじを買いたくなる!?(本当は当たり日はちがうらしいよ)
これを六曜(ろくよう)というんだそうです。六曜は12世紀の中国で占術のために開発されたものだそうです。
そして日本には室町時代にもたらされ、江戸時代の終わりごろに庶民の間で流行したんだそうですよ。
六曜は日の吉兆を占うもので、6つしかない単純さが江戸の庶民に受けたのではないかなぁ、と思うのですが、明治政府が、科学的根拠がない、というので禁止の命令を出したこともあったとか。
江戸時代のいい意味での適当さと、明治の頭の固さが、象徴されていて面白いですよね。
ちなみに、
先勝(せんかち) → 急げば吉、午後は凶
友引(ともびき) → 朝晩は吉、正午は凶
先負(せんまけ) → 平静であることが吉
仏滅(ぶつめつ) → 一日中凶
大安(たいあん) → 一日中吉
赤口(しゃっく) → 思わぬ災いがあり
だそうですよ。