先日まで、大好きな「ぼたもち」と「おはぎ」の違いを知リませんでした・・・。
(母は知っていたのに・・・)
なんとなく「おはぎ」より「ぼたもち」のほうが大きそうな、こしあんではなくつぶあんのような、なぜそんなふうに思っていたのでしょう。
実は「ぼたもち」は「牡丹餅」と書いて牡丹の花の咲く頃に食べるもの、「おはぎ」は「お萩」と書いて萩の花のきれいなときに食べるもの、なのだそうです。
昨日見た食材のパンフレットに「おはぎ」というのがありました。
志の輔さんの落語の枕で「今まで知らなかったマナーも今日知ってしまえば常識となる」というお話がありましたが、つい先日まで知らなかったくせに、「おはぎじゃないよ~♪」とつぶやいている自分に笑ってしまいました。
日本人の季節を生活に取り入れている、きれいなネーミングだったんですね。
春のお彼岸の頃に咲く牡丹の花 と 空きのお彼岸の頃に咲く萩の花